ようこそ

岡本と申します。
2019年から長野県大町市で小さな山羊牧場をやっています。
山羊チーズを作り、子ヤギを販売しています。
頭数が少ない分、しっかり健康管理をしているので、元気な子ヤギをお探しの方、ぜひご連絡ください。
また、山羊を飼ってみたいけど、飼い方をよくわからないという方なら、牧場見学がちょっと勉強になるかもしれません。

山羊を飼う利点

山羊乳はうまい!

4月から12月まで、山羊乳が取れます。この間牛乳を買わなくなりました。ちょっとくせがありますがおいしいです。山羊乳は牛乳よりも人間の乳に近いようで、村の長老たちの多くが子供の時に飲んでいたようです。

チーズ作り

山羊乳を飲むだけでなく、チーズも作っています。試行錯誤で三年もかかりましたが、自信をもってお勧めできるものができるようになりました。工場ではないので、季節によって、山羊たちが食べる草によって毎回若干違う味になりますが、それはそれで楽しいです。シェーブル、アルパイン、カシオッタ、ゴーダ、トミーとリコッタを作っています。販売許可もとれたので、ぜひ食べてみてください。手作りなので、値段はやっぱりどうしても高くなりますが、チーズ好きの方、ぜひ買ってみてください。

荒廃地の除草

今まで荒らされていた畑の周りに電気柵を張り、山羊を放していると、芝生に近い状態で保ってくれます。(秋になると、一回は草の勢いに山羊たちも負けますが、晩秋までにはしっかり食べてくれます。)

遊休農地を利用した飼料づくり

地主さんに許可をもらって、遊休農地に自生する雑草を刈り取り、干して飼料を作っています。遊休農地の管理(草刈りなど)は結構大変なので、お互いに助かります。刈り取り、干しの作業は天候に左右されることが多く、良い状態の干し草を作るには三日の晴れ間があればベスト。やぎの餌には穀物なども必要ですが、冬の分の干し草を自分で作れると金銭的な負担がかなり軽くなります。広葉樹の枯れ葉と杉の葉も大好物なので、与えたりします。

やぎのフンは肥料に!

山羊小屋では、藁やカンナくずを敷いています。定期的に山羊小屋の掃除をしていますが、このときに出た敷き藁とやぎのフンはためておいて自家菜園の肥料にしています。野菜がよく育ちます。

地域とのつながり

やぎを飼い始めてから地域の方がやぎを見にきてくれたり、廃棄していた野菜くずや焼却していた雑草を持ってきてくれたりと、多くの方に支えてもらっています。また、山羊乳を飲ましてあげると、お礼にうまい野菜がいただけたりするのもなかなか嬉しいです。